どのプログラミング言語を覚えればいいの?

ゲームプログラマーになるなら、現在のゲーム開発で主流となっているプログラミング言語を知っておきましょう。一番利用されている言語は、C++です。C++とはC言語にクラスの概念が備わった言語で、C言語よりもオブジェクト指向が高まっています。また、C++は最もハードウェアに近い言語といわれていて、基本動作スピードとグラフィック描画速度が高いです。そのため、多くのゲームプログラマーが好んで利用しています。

次によく使われているのが、C#です。この言語はマイクロソフト社により作られたプログラミング言語で、C++をベースにJavaに近い文法で、C++よりハードウェア知識がなくても設計しやすいように工夫されています。

そのほか、Javaもよく利用されている言語です。Javaが主流となっている理由は、スマートフォンであるAndroidの基本設計言語がJavaとなっていることが背景となっています。また、Javaで設計されていると、iPhoneへの移植も容易です。それだけ、近年ではスマートフォン向けのゲームが増えているといえるでしょう。

これからゲームプログラマーとして活躍するためには、どんな言語を勉強すればいいのでしょうか。それには、Javaが挙げられます。理由の1つは、Javaがコンパイラー言語であることです。コンパイラー言語は、ゲームなどを高速動作させるために適している言語です。また、前述したように、近年主流となっているスマートフォンの基本開発言語になっていることも理由といえます。